3人の息子の特性
僕には3人の息子がおります。
3人の息子は同じ両親に、同じ様な教育を受けましたが、3人がそれぞれ別々のコミュニティに属する事になりました。
3人の特徴を表現する時に、いつも思い返されるのは、幼稚園になった時に、サッカーを習う事になった際にサッカーシューズを購入に向かった際の言動です。
長男は「どんな靴でもいいから、選んで欲しい」
次男は「この靴がいい」と言い、幼稚園児には高額過ぎる靴を選びました。
三男は「みんなと同じ様な靴がいい」と言い、何故かと問い掛けると「皆んなより高い靴はおかしいし、安すぎる靴もおかしい」と言い。
何故か「買ってくれて、ありがとう。高くなかった?」と僕の財布の心配までしておりました。
小学生になり、それぞれの子どもと2人で食事に行った際には、この様に変化しました。
長男は「ごちそうさまでした」
次男は「美味しかった」
三男は「会計はいくらなの?ありがとう」
結果、青年となり3人は成長し、一般的なグループ分けに則り、それぞれ別のグループに属する事になりました。
長男は半グレ予備軍、モラルは無く、法令遵守の意識は低いですが、強烈な仲間意識があり、友人、知り合いが多数居て、人望もあります。
次男は優等生型、大学へエスカレーター式で入学出来る高校へ通学し、サッカーも推薦で入学出来る程度にはマスターしております。友達は少ないですが、意志は強く自己を持ってます。
三男はあくまでバランスを重視するタイプで、不公平をきらいます。勉学、スポーツともに普通といった所ですが、何故か、皆から愛されるキャラです。
本質的には幼児期より、人格は変化しておりません。
人と自分を比較しない思考
人より良い物を持ちたいという思考
人と同じが良いと思う思考
それぞれ、一長一短あると思うのですが、そもそも僕は収入、社会的地位で人格を見ない為、人格で順位を付けると、①三男②長男③次男となります。
僕自身、3人の人生の結末を知ることは無い為、正確には不明ですが、そうとしか思えず、人格という物は、経験によってのみ作られていくものであると、実感しております。
この意見をご覧になっている若い方に、お伝えしたい事は、以下の3点です。
①自分の生命より、優先されるのは、自身の子どもの生命のみであり、その存在はあらゆる財産に勝る財産である事。
②よって、子どもは出来るだけ沢山ゴッテムする事。
③子どもの人格は、親の教育、収入により決まる訳では有りません。
成功しても親の手柄ではありませんし、失敗した人生を歩む事になったとしても、親の責任ではありません。
子育てを楽しむ事だけを意識し、困難な事態に陥った時は周囲に助けを求める事をお勧め致します。